看護師とうつ病:私の経験から見えた解決の道

誰にも言えない、看護師とうつ病の悩み

うつ病チェックリストは、記事下部に掲載してあります。

迷子

残業続きで家事も育児も手が回らない。
夫も協力的じゃないし、私ばかりが頑張らないと…
でも、心がもう限界かもしれない。

こんな悩みを抱えていませんか?看護師として働きながら育児や家事を両立させるのは、誰にとっても簡単なことではありません。特に20~30代のママ看護師の皆さんは、職場の責任や家庭での役割、さらには夫婦関係の維持に悩む方が多いでしょう。

実は私自身も、うつ病で半年間休職した経験があります。急性期病院で働いていた頃、仕事の忙しさと家庭の両立に悩み、誰にも相談できずに心身ともに疲れ果てていました。その結果、心が壊れてしまったのです。

しかし、療養型病院への転職を経て、私は働き方や生き方を見直し、今では家事や育児に積極的に参加しながら、穏やかな日々を送っています。この経験から得た教訓を、同じ悩みを抱える皆さんにお伝えしたいと思います。


この記事では、うつ病の原因や現状を整理し、看護師として働く皆さんがどのように解決策を見出せるのかを具体的にお話しします。この記事を読むことで、少しでも心が軽くなり、解決に向けた一歩を踏み出すきっかけになることを願っています。

看護師とうつ病:現状の課題とその背景

看護師として働く中での現状と課題

看護師という職業は、患者さんに寄り添い命を支えるやりがいのある仕事です。しかし、その一方で激務や責任の重さから心身に負担を抱えやすい職業でもあります。特に子どもを持つママ看護師の場合、以下のような状況に陥ることが少なくありません

悩みを深くする現状

  • パートナーの協力が得られず、全てを一人で抱え込む。
  • 職場の人間関係や患者対応にストレスを感じる。

こうした負担が積み重なることで、次第に心身が疲弊し、うつ病の症状が現れるケースがあります。


なぜこの問題が起こるのか?

  1. 働き方の問題
    看護師の業務は時間外労働が多く、特に急性期病院では過重労働が常態化しています。
  2. 家庭での役割の偏り
    女性が家事や育児を「当然のように担う」という価値観が残っているため、全てを抱え込む状況が生まれやすいです。
  3. 相談できる環境の欠如
    うつの症状が現れても、「甘えだと思われたくない」と思い、誰にも相談できない方が多いです。

うつ病から抜け出すための3つのステップ

働き方を見直す

働き方を見直すことで、心の負担を軽くすることができます。

サポートを受け入れる

自分一人で抱え込まず、周囲に助けを求めましょう。一人で出来る事には限りがあります。無理をして、うつ病になれば再び働ける状態になるまでかなりの時間を要します。

  • パートナーと話し合う:家事や育児の分担について具体的に話し合う。
  • 自治体のサービス利用:ファミリーサポートや保育サービスを活用する。

心のケアを優先する

  • 専門家に相談する:心療内科やカウンセリングを受けることで、自分の気持ちを整理できます。
  • セルフケア:好きな趣味に没頭したり、リラックスできる時間を作る。ストレスコーピングについて学ぶ。

自分を取り戻すために、今すぐできること

うつ病は誰にでも起こり得る病気です。看護師として働く中で心身に負担を感じたら、自分を責めず、周囲のサポートを活用しましょう。
働き方の見直しや相談することは、決して甘えではありません

次に取るべき行動

1.今の職場環境や働き方を見直す。

2.専門家や信頼できる人に相談する。

3.家事や育児の分担について話し合う。

看護師とうつ病、解決への一歩

うつ病は、頑張りすぎた結果として起こることが多い病気です。看護師という職業柄、責任感が強く、誰にも相談できずに悩みを抱え込んでしまう方が多いかもしれません。

しかし、転職や環境の見直し、専門家への相談を通じて、自分らしい働き方や生き方を見つけることができます。私自身の経験から言えるのは、助けを求める勇気を持つことが、解決への第一歩であるということです。

自分が楽になるために、できることから始めてみよう」と思えるきっかけになれば幸いです。

うつ病チェックリスト

以下の質問に「はい」または「いいえ」でお答えください。結果は点数で表示されます。

1. 最近、何をしても楽しいと感じない。

2. 疲れが取れず、常にだるさを感じる。

3. 眠れない、または眠りすぎることが増えた。

4. 食欲が減退した、または過食気味になっている。

5. 自分に自信がなく、無価値だと感じることが多い。

6. 物事に集中するのが難しい。

7. いつもよりイライラしたり怒りっぽくなった。

8. 仕事や日常生活で以前のようにパフォーマンスが発揮できないと感じる。

9. 何かしらの理由もなく、涙が出ることがある。

10. 周囲の人々との交流が煩わしいと感じることがある。

11. 将来に希望を感じられない。

12. 死にたい、または消えたいと思うことがある。

結果について

  • 合計点が70点以上の場合:
    うつ病の可能性が高いです。一人で抱え込まず、家族や友人、または医療機関に相談してください。
  • 合計点が40~69点の場合:
    注意が必要な状態です。ストレスを軽減する工夫や、専門家への相談を検討しましょう。
  • 合計点が0~39点の場合:
    現時点では深刻な問題は少ないと思われますが、気になることがあれば専門家に相談してください。

一人で悩んでいても解決することは難しいです。取り返しがつかなくなる前にどなたかに相談しましょう

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